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誰でも年をとると体力や近くが衰えてきます。長く住む家だからこそ、ライフステージの変化や、加齢による心身の変化に対応した配慮は欠かせません。屋内外のバリアフリー設計や、可変性のある間取りや動線を考えたレイアウトは、新築時から計画しておくことが大切です。またセキスイハイムは、いくつかの住空間を組み合わせるユニット工法。ライフスタイルの変化に合わせた間取り変更などの可変性に優れています。また、長く快適にお住まいいただくために「機能リフォーム提案」や「増改築リフォーム提案」などハイムならではのサポートシステムも万全です。
年を取って身体の機能が低下したときのために、住宅に何らかの配慮をしておくことについてどう考えますか?

(8割以上の人が、何らかの配慮をしておくべきだと答えております。ただし具体的な内容や費用がわからないという人も少なくありません。)
廊下も階段も部屋から部屋への移動のための空間ですから、いかに歩きやすくするかということが最優先の配慮点です。廊下で大切なことは段差がないこととすべりにくいこと。階段は、転倒・転落などの事故が起きないよう注意を払わなければなりません。また、夜間の使用を考えて、照明にも心配りが必要です。
1. 廊下を安全に歩くことができるように、床材はすべりにくいものにし、廊下と居室の段差をなくしておきましょう。
2. 廊下にも手すりを取り付けることをおすすめします。特に暗くなってから廊下を移動するときに安心です。当面必要のない場合は、あとで簡単に取り付けられるように壁を補強しておきましょう。
3. 廊下が暗いと、居室との明るさの差のために目が慣れるまで時間がかかりますから、廊下もできるだけ明るくして、夜でも安心して歩行ができるようにしておきましょう。特に足元を照らす照明があればいっそう安心です。
4. 階段は、安全に昇り降りができるように、できるだけゆるやかな勾配にしておきましょう。また、手すりがあれば昇り降りの際にバランスをとりやすく、転倒・転落の防止にも有効です。
5. 階段の照明は、足元がよく見えるように取り付けることが大切です。影ができるような照明の配置は、踏みはずしの原因になります。さらに、直接見て目にまぶしい光源を持つ照明を選びましょう。
6. 階段の上下に照明スイッチがあると、点灯・消灯がラクにおこなえます。また、階段に人が近づくとセンサーが感知して自動的に点灯するオートセンサー照明なら、暗い中でスイッチを探す必要がありませんし、両手がふさがっているときも便利です。
7. 高齢の方の上下階移動はホームエレベーターがラクで安全です。「OPEN」ボタンを押しておくとドアは開いたままになるので、車椅子での移動も安心です。大きなモノ、重いモノの移動にも便利です。
8. 照明用のスイッチは、できるだけタッチ面が大きく、軽く操作できるものを取り付けておきましょう。点灯・消灯で色が変化する表示灯がスイッチに付いていれば、暗闇でも位置が分かりやすく、消し忘れの防止にもなります。リモコンスイッチや調光機能が組み込まれたものなど用途に合わせて用いれば便利です。
加齢とともにトイレに行く回数は多くなり、夜間の使用も増えてきます。安心してトイレが使えるように、つまずいたりすべったりしないような配慮が必要です。
1. まずトイレと通路の間の段差をなくしましょう。床材は、耐水性があってすべりにくく、汚れても掃除しやすいものを選ぶことが大切です。
2. 出入口は、ラクに開閉できて開口幅も広く取れる引き戸がおすすめです。万が一事故が起こったときのことを考えて、鍵は外からでも解錠できるものを取り付けましょう。
3. トイレ内にコールボタンがあれば、事故や病気などの非常の際に家族へ知らせることができるので安心です。
4. トイレ内で体の向きを変える・座る・立ち上がる・移動するといった動作に対応するために、L字型手すりを片側に取り付けておくことをおすすめします。トイレは手すりを取り付けてもジャマにならないだけの広さが必要です。
5. 便器は洋式の腰掛けタイプで、温水洗浄・乾燥・暖房機能を備えた多機能便座がついたものをおすすめします。トイレが快適になるとともに、とても衛生的です。
6. 夜の使用の際にトイレの内と外の明るさの差が大きいと、まぶしくて目に負担を与えることになります。トイレの照明は、スイッチを入れると徐々に明るさが増していくソフト点灯照明をおすすめします。
浴室は立ち上がる・しゃがむ・またぐなどの上下運動の多い場所です。またすべって転倒したり、浴槽でおぼれたりと、事故が起こりやすい場所でもあります。加齢とともに身体機能が低下してくると、事故の危険性はますます高まってきます。脱衣・入浴・着衣までの一連の動作が無理なく安全に行えるよう配慮をし、高齢になっても安心して入浴が楽しめる浴室をお薦めします。
1. 浴室はできるだけ広くしておきましょう。ゆったりと入浴が楽しめるだけでなく、入浴中の動作や移動をジャマするものが少なくなって安全でもあります。*浴室は160cm×160cm以上の広さを確保しておきましょう。
2. 浴槽はラクな姿勢でお湯につかることができる和洋折衷タイプがおすすめです。浴槽は落とし込み型にし、高齢者でもまたぎやすくしておきましょう。さらに腰掛け台があれば、足腰が弱くなってもバランスをくずすことなく安全に浴槽に入ることができます。*浴槽のサイズは、長さ100 120cm×深さ45 55cmで、またぎ越しの高さが35 45cmが適切です。
3. 通路と洗面・脱衣室の間の段差、洗面・脱衣室と浴室の間の段差をなくしましょう。出入り口は引き戸にしておけば開閉がラクですし、幅も広く取れます。
4. 立ったりしゃがんだりという動作を助け、転倒を防ぐために、手すりはぜひ取り付けておきましょう。浴槽からの立ち上がりを助ける手すり、洗い場からの立ち上がりを助ける手すり、腰掛からの立ち上がりを助ける手すりなどがあります。
5. 浴室は、湯温と湯量が自動的に調整される、ガス全自動給湯システムがおすすめです。
6. サーモスタット付きレバー水栓なら、操作しやすくいつでも適温のお湯を出すことができます。いきなり熱い湯が出てくる心配なく安全です。洗面台の水栓も同じものを使用しましょう。
7. 浴室は事故の起こりやすい場所です。万が一の場合に備えて家族に知らせるコールボタンがあれば安心です。
8. 洗面・脱衣室は服の着脱などで無理な姿勢をとることが多い場所です。耐水性があっても濡れてもすべりにくい床材を使用することや、イスを置くことをおすすめします。
9. 洗面・脱衣室が寒いと湯冷めの原因になります。洗面台の下などに足元温風ヒーターを設置しておきましょう。朝の洗顔も快適にできます。
10. 洗髪シャワー付き洗面台があれば、入浴はしないけれど髪の毛だけは洗いたいというときにとても便利です。
11.
浴室・洗面は家族が交代で使用する場所ですから、そのつど照明の点灯・消灯や換気扇の操作をしなければなりません。自動的に作動する照明や換気扇があればとても便利です。

 
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